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球体型の津波シェルター HIKARi(特殊任務用) |
こちらの球体型シェルターは、現在では災害対策の隊員向けとして販売しています。
一般家庭又は一般の従業員様の避難を目的としたご購入は、必ず水上での安定性が高いCL-HIKARi(HR-CLHシリーズ)で御検討頂きます様、お願い致します。
<ご説明>
球体型のHIKARiはその構造上、激しく波打つ水面上では大変大きな揺れが生じ、内部に避難された方に過酷な肉体的精神的負担を掛けます。
その為、特定従事者(注)又は訓練を受けた隊員など、特殊任務に従事される方の為に購入を検討されている公的機関様向けの商品となります。
※注「特定従事者」とは、津波被害が迫る中で、自らの命を守る行動を優先する事が職務上許されず、日頃から訓練を受けて避難行動を準備している特定業務の従事者の事です。弊社が現在の我が国の防災計画の盲点として警鐘を鳴らす目的で定義した専門用語になります。
球体の「HIKARi」の耐久性をより強化し、屋内の設置に適した箱型の新型シェルター「CL-HIKARi」
球体型のHIKARiの耐荷重が22トンに対し、箱型のCL-HIKARiの耐荷重は30トンと強度が向上。水上での避難性能もより高くなっております。
今や、シェルター「ヒカリ」以外にも、多くの他社メーカーから「防災シェルター」が販売されています。
しかし、それらをよく見ると「地震だけに対応」「津波だけに対応」といった、片方の用途しかない製品も少なくありません。
「地震」「津波」の片方だけの用途で、防災対策として十分と言えるでしょうか?
シェルター「ヒカリ」は、「地震、津波の両方に対応」した防災シェルターです。
地震への対応 | 津波への対応 | |
シェルター「ヒカリ」 |
対応している (家屋倒壊に押しつぶされないための「耐荷重力:15トン以上」) |
対応している (水に浮き、大人4人が自力で避難可能) |
他社製品 A | 対応している | なし |
他社製品 B | なし | 対応している |
◆「球体」は最も強い形です。
球体は、あらゆる形状の中で最も強度が高いという性質を持ちます。
シェルター「ヒカリ」は、FRPという非常に耐久性の高い素材を使い、さらに形状を球体にすることで、耐荷重22トン以上という非常に強い耐久力を実現しました。
※耐荷重=シェルターを上から押し潰そうとする力への耐久力
◆「球体」は障害物を避ける形です。
球体は障害物を避けやすい形状なため、家屋倒壊の時にも、柱や梁の下敷きになりにくい性質をもっています。
そのため、瓦礫(がれき)の中からも早期に発見し、救出することが可能になります。
津波に流されているときも、障害物を避けながら流れていくことができるため、安全に避難できる可能性が高まります。
◆「オレンジ色」は救命用具に最適な色です。
大地震発生時には、シェルター「ヒカリ」が家屋倒壊の瓦礫(がれき)の中に紛れてしまったり、津波に流されて海上を漂いながら救助を待つ、といった事態が想定されます。
そういった状況でも、早期に発見、救助がしやすいよう、オレンジ色となっています。
(オレンジ色は、海難救命色として国際的なルールにもなっています)
「ヒカリ」は、厚さたった「10ミリ」の強化プラスチックの球体ですが、その薄さで、自動車20台分の「22トン」の重さにも耐えることができます。
「一般家庭に本格的な防災設備を提供したい」という思いで技術研究に励み、「軽量」「低コスト」「十分な耐久力」の3点を実現いたしました。
創業以来40年間、一貫して強化プラスチック製品の開発に取り組んできた弊社の、技術ノウハウの粋が詰まった防災シェルターです。
株式会社光レジン工業が製造、販売する、地震・津波対応の避難用防災シェルター「HIKARi(ヒカリ)」の耐久力試験が、2013年8月20日、千葉県習志野市の研究施設にて行われました。
耐久力試験の結果、「耐荷重強度(押し潰す圧力への耐久力)22.4トン」という耐久力を記録。
この「22.4トン」という耐久力は、50人乗りの大型観光バス(重量約15トン)が上に乗っても押し潰すことができない程の、大変強靭なものです。
FRP(繊維強化プラスチック)製の防災シェルターであるシェルターHIKARiの球体の表面は、たった「10ミリ」の厚さのFRPの壁でできています。
「軽さ」「強さ」「低コスト」を兼ね備えたこのシェルターHIKARiは、一般家庭、事業所普及用の、地震・津波両方に対応した防災シェルターとしては、世界でも前例のないレベルの耐久力を実現しています。
FRPは日本語では「繊維強化プラスチック」と呼ばれる素材です。
FRPは「軽量で強い」「腐食しにくい」「保温性」など様々な優れた特長を持っており、自動車・住宅・医療機器など様々な分野で利用されています。
防災シェルターとして、以下のような様々な優れた点があります。
◆抜群の耐久力
シェルター「ヒカリ」は、「厚さ10ミリ」というとても薄いFRPでできています。そのたった10ミリという厚さながら、耐荷重圧15トン(上から押しつぶす力への耐久力)という、非常に強い耐久力を持っています。
15トンと言えば、ちょうど50人乗りの大型バスに相当する重量です。
(詳しくは、性能試験結果のページをご覧ください。)
シェルター「ヒカリ」は主に家屋内に設置して使用しますので、大地震で家屋倒壊が起きた時には、家具や家屋の下敷きになることも想定されます。
一般的に、2階建ての住宅が倒壊したときには数トンの瓦礫(がれき)の下敷きになると言われています。
そのような状況でもシェルター内の安全を確保するには非常に強い耐久力が必要なのですが、FRP素材を用いることでその耐久力を実現しています。
◆水に浮くので、津波や洪水から避難できます
シェルター「ヒカリ」は地震だけでなく、津波や洪水からも避難することができます。
軽いFRP素材でできていますので、大人4名が乗り込んでも水に浮きます。
◆保温性が高い
暑さ、寒さは避難者の体力を大きく消耗させてしまいます。
シェルター「ヒカリ」の素材であるFRPは、優れた「保温性」をもっていますので、外気の暑さ、寒さの影響をやわらげる効果があります。
◆腐食、劣化に強い
FRP素材は腐食(錆び)、劣化に非常に強い(数十年間)という特長があります。
「津波に流されて水上を漂いながら救助を待つ」といった避難方法にも適しています。
また、庭やベランダなど、屋外への設置も可能です。
※シェルター本体は10年保証です。保証期限到来時にメーカー推奨メンテナンス(有償)を受けて頂く事により、最大50年まで保証します。
◆重量が軽い
重量は約80キロ。
大人2~3人で運ぶことができますので、移動、引っ越し時にも便利です。
「水に浮いて津波から避難」という使用方法も、重量が軽いからこそ実現している機能です。
FRP素材 | 金属素材 | |
外部からの衝撃に強い | ◎ | ◎ |
水に浮き、津波や洪水から避難できる | ◎ | △ |
保温性が高い | ◎ | △ |
腐食、劣化に強い | ◎ | △ |
重量が軽い | ◎ | △ |
過去の震災の例を見ても、地震発生後に起きる火災で、非常に多くの被害が発生しています。
ですので、防災シェルターを選ぶ際には「燃えにくく、火災に強いか?」を必ず確認することをお勧めします。
実は、「FRP」という素材は、元来、比較的燃えやすいという性質をもっていますので、
一般に普及しているFRP製の防災シェルターの中には、火災にあまり強くない製品もあるようです。
弊社のシェルター「ヒカリ」もFRPシェルターの一種ではありますが、「難燃樹脂」を使用して製造しているため、燃えにくく、周囲の火災に対しても強い抵抗力を持っています。
シェルター「ヒカリ」の最大の特長の一つがこの「自力避難が可能なこと」です。
ところで、「自力避難」とはどういう意味でしょうか?
下の図でご説明いたします。
地震により津波が発生します。
防災シェルターのハッチを開け、中に逃げ込みます。
押し寄せた津波により、流されながら避難します。
シェルターの向きは外部の水流によって影響を受け、揺れたり、回転することもあります。
中にいる人がその向きをコントロールするのは困難です。
⇒脱出するためのハッチを水面上に出すことができず、脱出の準備ができません。
流された後、岸近くにたどり着きます。
岸に上がりたくても、内部からシェルターの向きを変えられないので、ハッチを水面上に出すことができません。
そのため、自力では外に出られず、いつ来るかわからない、外部からの発見、救助を待つしかないのです。
⇒これが「自力避難ができない」シェルターの例です。
地震により津波が発生します。
防災シェルターのハッチを開け、中に逃げ込みます。
シェルターの向きを内部からコントロール
シェルターHIKARiだけの独自技術「内部スイング機能」により、中にいる人がシェルターの向きをスムーズに変えることができます。
こうすることで、ハッチを水面上に出し、シェルターからの脱出の準備ができます。
「自力避難」が可能です!
流された後、岸の近くにたどり着きます。
水面に出したハッチから外に出て、岸に上がり安全な場所へ避難しましょう。
シェルター「ヒカリ」なら、外部からの発見、救助に頼ることなく、独力でシェルターから脱出することができます。
「自力避難できるシェルター」「できないシェルター」・・あなたなら、どちらを選びますか?
津波シェルター「ヒカリ」の最大の特長の一つが「津波からの自力避難が可能」なことです。
この特長は、「内部スイング機能」という独自技術によって実現されています。
「内部スイング機能」は、「ヒカリ」だけの独自機能です。
この独自機能によって、津波からの「自力避難」が可能な仕組みとなっています。
私たちは「自力避難ができるかどうか」は、防災シェルターの機能の中でも、とても重要なポイントだと考えています。
もし「自力避難ができないシェルター」で避難していたとしたらどうでしょう?
水流でくるくると回転するシェルターの中で目を回したり、酔って吐いてしまうなど、大変危険な状態になるかもしれません。
また、水に浮かびながら、いつ来てくれるかわからない、外部からの発見、救助をひたすら待つことになるかもしれません。
内部スイング機能のメリットは以下です。
(1)
シェルターは球体なので、津波からの避難時には水流で回転したり、揺れながら水の中を流れてゆきます。
その際に、内部スイング機能を使って、中にいる人は、重心をコントロールすることができ、「頭が上で、足が下、という普通の姿勢」を保ちつつづけることができます。
もし、シェルターに内部スイング機能が付いていなかったとしたら、中にいる人は目が回ったり、極度の乗り物酔い状態となり、極めて危険です。
(2)
重心がコントロールできるということは、シェルターのハッチの向きを思い通りの向きに向かせることができるということです。
シェルターに人が乗り込み、水に浮かせると、ちょうど半分ぐらいが水面上に出た状態になります。
津波からシェルターで避難し、安全なところに流れ着いたとき、内部スイング機能を使って、もともと横向きに付いているハッチ(出入り口)を水面の上に確実に露出させることができます。
水面上に露出したハッチから、外に避難することができます。
もし、シェルターに内部スイング機能が付いていなかったとしたら、ハッチを水面上に露出させることができません。外に避難したいのに、中にいる人の独力ではハッチを水面上に出すことができず、「外に出たいのに出られない状態」のまま、外部からの救助を待たなければならず、避難者の生存率という点で好ましくない状態になると思われます。
※「内部スイング機能」はその実用性と新規性が認められ、実用新案登録 第3180913号「避難用シェルター」として登録済です。
(2013年7月現在、特許出願中 特願2012-282251号)。
アパート、マンション内への搬入、設置が可能な「組み立て式」タイプもあります。
シェルター「ヒカリ」は高額の商品ですので、十分にご説明、ご納得いただいた上でのご購入、設置をさせていただきます。
まずは、お問い合わせページにて必要事項を記入の上、送信してください。
お客様よりいただいた情報をもとに弊社スタッフがお見積り、資料送付、ご説明等させていただきます。
内容や費用にご納得いただいた上で、購入をお申込みいただきます。
〒191-0011 東京都日野市日野本町4-10-23
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