ホーム > ニュース > 2015年3月11日を迎えて > この商品が果たすべき役割
必ずご理解いただきたい前提がございます。
それは、「この商品は、万策が尽きた状況の方を救う為の、追加の選択肢であるという事。」であり、「安全策を補強する」商品であって、「安全を保証する」商品では無いという事です。
解り易く例えるなら、車のシートベルトやエアバッグが装備されているからと言って、運転者・搭乗者の命が保証されないのと同じです。
つまり、「生存可能性は飛躍的に向上するが、100%命の保証がされる類の商品では無いという事」です。
この当然の前提を、是非御確認頂きたいと存じます。
「東日本大震災」に比べ、震源地から沿岸地域までの距離が短い為、津波の到達までの時間的猶予が少ないと予想されている「南海トラフ大地震」。
仮に、津波想定エリアである太平洋沿岸地域にお住まいの、ある家族を想定して頂きたいと思います。
この御家族の家の立地は、安全な高台まで10分程歩けば、安全に避難出来る地理的条件だったとします。
ある時、大地震が発生し、津波が15分で到達するという状況になりました。
普通なら、家族で身支度を5分以内に済ませ、出来るだけ早足で高台まで避難する、という事になります。
これで問題は有りません。
しかし、こういった「普通」の状況にならない事が、少なからず有ると思うのです。
・夜中に地震が起き、街灯が停電している為、暗くて避難するのに少なくとも20分以上は掛かりそう。
・夜中に地震が起き、街灯が停電している上、曇り空や降雨の為、暗闇の中避難する事自体が不可能。
・避難経路に指定されている道路や橋が、地震によって崩壊し、避難する事が不可能。
・地震で転倒した家具で足を怪我してしまい、到底15分以内には高台まで避難出来ない。
・そもそも地震災害への準備が整って居なかった。貴重品や荷物をまとめて避難する時間が無い。
などなど、様々な「想定外の事態」が、少なからず発生するものと思われます。
この、CL-HIKARi は、「揺れたら、終わり」の地域にお住まいの方達以外にも、通常なら安全に徒歩で高台まで避難出来る場所にお住まいの方達にも、こういった「不測の事態」への備えとして導入して頂き、「何か有った場合でも、助かる可能性は有る。」という安心を手にして生活して頂ければ、開発冥利に尽きる次第であります。
<2015年3月11日掲載のページへのリンク>
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