去る7月10日(日)、7月11日(月)に、大阪府及び高知県にて津波シェルターCLヒカリをご購入者様のご自宅に設置いたしました。
お客様より許可をいただきましたので、シェルター設置現場の写真を紹介いたします。
大阪府のW様宅のご自宅、築31年以上の2階建て家屋の1階部分の縁側に津波シェルターCLヒカリを設置いたしました。
私どもは当初、押し入れ等の収納スペースへの設置を想定してこのシェルターを開発、販売いたしましたが、結果的に、このお客様の用に部屋内に平置きで設置するケースが多いです。
CLヒカリは長方形の形状で上面も平らですので、テレビなど家具を上に置いて使用することもできます。
津波シェルターを設置したW様宅の地点の標高は約41m、海岸線まで3キロ程度。
地震ハザード診断(提供:国立研究開発法人防災科学技術研究所)によると、表層地盤の地形区分は砂礫質台地、地盤増幅率(地震の揺れやすさ)の値は0.95で、上位36%に入っています。
高知県のM様宅は、「土砂崩れ対策」「内水氾濫・洪水対策」及び「家屋倒壊対策」のために津波シェルターをご購入いただきました。
写真を見ていただくとわかるとおり、周辺に山が迫っているため、大雨による土砂崩れ、洪水のリスクのある地域です。
お客様はその点も考慮し、水害・地震の両方の災害の避難対策として津波シェルターの設置をご決断されました。
家屋の1階部分へ設置いたしました。床はコンクリート張りで以前は店舗として使用していた部分だそうです。
津波シェルター設置したM様宅の地点は、仁淀川の流域で標高は約8メートル。
土佐湾の沿岸地域でもあり、南海トラフ地震による大津波への警戒が必要な地域です。
地震ハザード診断(提供:国立研究開発法人防災科学技術研究所)によると、表層地盤の地形区分は谷底低地、地盤増幅率(地震の揺れやすさ)の値は1.37で、上位12%に入っており、国内でもかなり揺れやすい方の地域となります。
*内水氾濫とは?
「ないすいはんらん」と読みます。
一般的に洪水と言われていますが、正しくは「内水(ないすい)」「外水(がいすい)」に区別します。
外水は、河川や湖沼の水を指し、これが大雨で氾濫することを外水氾濫(がいすいはんらん)と呼びます。
それに対して、内水は堤防で守られた内側の土地(人がすんでいる場所)にある水のことです。大雨が振ると下水道や側溝、排水路だけでは降った雨を流しきれなくなり、床下浸水、床上浸水といった水害が発生します。これを内水氾濫といいます。
*仁淀川
仁淀川は吉野川・四万十川に次ぐ四国第三の河川と呼ばれており、水質は全国1位です。
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