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プラスチック産業資材新聞(10/20発行)掲載の津波シェルター「ヒカリ」記事の詳細。
上記の経緯で、コスモパワーと光レジンによる津波シェルターの開発プロジェクトが始まったわけだが、まず、コスモパワーの持ち込んだ実用新案について検討がなされた。
田中社長の持ち込んだ実用新案の内容は、「固くて丈夫な、大きなお椀のような物を、普段は家屋内の床に伏せて置いておき、地震発生時には、そのお椀の中に潜り込んで家具倒壊、家屋倒壊の危機から身を守り、もし津波が襲来してきたときには、そのお椀をひっくり返してその中に乗り込んで、まるで一寸法師のようにボートとして使用し津波から避難する」という、実用性、安全性に優れるとは言い難いアイディアであった。
光レジン工業は上記の提案に対して「地震や津波で家屋が倒壊するような状況下で、当該商品(お椀型ドーム)を人力で反転させて使用することは非常に困難である」と指摘した。
そして代案として「ハッチ開閉により自在に出入り可能な球形の密閉空間構造のFRP製シェルター」という提案をコスモパワーに対して行い、この同社の提案にもとづいて新製品が開発されることとなった。
この新製品が「津波シェルター<ノア>」として後に販売されることになる。
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