地震対策・津波対策シェルター「ヒカリ」ブログ記事のご紹介
9/1放送 NHKスペシャル「MEGAQUAKEⅢ 巨大地震 南海トラフ 見え始めた"予兆"」
本日、午後9時よりNHKスペシャルにて放送の番組、ご覧になった方も多いのではないでしょうか。
今後も数回にわたって、南海トラフ巨大地震の予知の手掛かりや、防災対策を探る内容が放送されるようです。
今日の放送をご覧にならなかった、という方もいらっしゃると思いますので、その概要をお伝えします。
(メモを取りながらの視聴でしたので、多少内容が異なる可能性がございますがご了承下さい)
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NHKスペシャル
~MEGAQUAKEⅢ 巨大地震
南海トラフ 見え始めた"予兆"~
◆南海トラフ地震
今後数十年以内に起きると言われている「南海トラフ巨大地震(略称、南海トラフ地震)」
2012年8月に内閣府が発表した被害予測では、マグニチュード9.1の巨大地震が発生。
高知、名古屋、大阪などは都市部にまで津波が浸水し、日本全国にわたって甚大な被害をもたらすと言われています。
政府としても、今後もっとも優先して取り組むべきなのがこの「南海トラフ地震」ということです。
死亡者数は最悪の場合に32万人におよび、番組内では「国難」という表現が使われていました。
◆昭和南海地震
67年前の1946年(昭和21年)12月21日に、潮岬南方沖(南海トラフ沿いの領域)を震源とした大地震が起きていました。
地震の規模を表すマグニチュードはM8.0。
1946年南海地震とも呼ばれています。
昭和南海地震は、もっとも最近に起きた南海トラフ地震です。
その頃の地震直前に起きていたデータをもとにすれば、今後の地震予知にも役立ちそうですが、戦後の混乱期のため殆ど記録はないそうです。
◆スロークエイクという地震予知の可能性
東京大学の小原教授は、13年前に「スロークエイク」という特殊な地震の現象を発見したそうです。
通常の地震とは違い、微小な振動が長時間にわたって続くのが特徴ということです。
東北大学が、東北地方の太平洋岸沖の海中に設置していた計器で、2011年3月11日の東日本大震災の直前に、スロークエイクが観測されていたそうです。
当時は、スロークエイクは大地震の予兆ではなく、むしろ、プレートが小規模に動くことで大地震を抑制している可能性もあるとの解釈でした。
しかしその後の研究で、スロークエイクによるプレートの細かい巻き戻しが、大地震を引き起こす可能性もあるという議論がされているようです。
プレートが細かく巻き戻ることがきっかけで、アスペリティと呼ばれる二つのプレート間の摩擦の大きな接合面がずれ、大地震を起こす、という考え方です。
◆世界中で研究されるスロークエイク
スロークエイクという地震予知は、以外にも世界中で大きな関心を集め、さかんに研究されているようです。
ニュージーランド、メキシコ、アラスカ、シアトルなどでスロークエイクが定期的に観測されているということでした。
番組では、シアトルでの出来事が紹介されていました。
シアトルではほぼ年に1回のペースでスロークエイクが起きていました。一度発生すると3週間程度続くそうです。
2008年に、その周期や継続期間が大幅にずれ、大地震の予兆ではないかと、ラジオでも放送されるほど、注目されていたそうです。
◆もう一つの余地の可能性「GPS」
GPS(Global Positioning
System 全地球測位システム)も地震予知の手掛かりになる可能性があるようです。
国内に1200ヶ所あるGPS観測ポイントの動きを測定することで、大地が移動しているデータが取得できます。
大地の動きは、向きや大きさが様々に違いますので、そのデータを分析することで地震が予測できるのではという取り組みです。
◆南海トラフ地震の震源が、首都圏により近づく?
GPSを使ってフィリピン海プレート上のいくつかのポイントの動きを測定するとわかったことがありました。
フィリピン海プレート上には、伊豆半島も、伊豆諸島(三宅島、神津島など)も乗っているそうです。
しかし、伊豆半島のGPSでの動きと、伊豆諸島のGPSでの動きが大きく異なることから一つの仮説が導かれました。
フィリピン海プレートが、伊豆半島と伊豆諸島の間で亀裂が入り、割れてしまっているという説です。
この説が正しいとすると、かつて南海トラフ地震の震源は駿河湾沖だと言われていたのが、より東側の、首都圏に近い場所になるかもしれません。
伊豆半島の東側が南海トラフ地震の震源になると、首都圏にも数分~数十分で10メートル以上の津波が到達する可能性があります。
東海地方だけでなく、関東地方でも、大津波によりいっそう警戒する必要があるのかもしれません。
◆再び、1946年の昭和南海地震について
和歌山県日高市で、昭和南海地震の直前に、井戸の水位が下がるという現象がおきていたようです。
スロークエイクによって地下水が地中の奥深くに移動してしまったのではないかという仮説が出てきました。
他にも何か所かで同様の現象が起きていたようで、今後の地震予知に生かすべく、研究がつづけられているそうです。
<津波対策・地震対策シェルター「ヒカリ」とは?>
津波シェルターHIKARi(ヒカリ)は、日本で初めてFRP-強化プラスチック製球形シェルターの開発を行った「株式会社光レジン工業」が製造・販売する、業界最高強度の防災・救命シェルターです。
直径は約120センチ。重さは約80キロ。
一般家庭用の防災設備として、部屋の中やベランダ、庭に設置することができます。
大人4人が避難することができます。
FRP(繊維強化プラスチック)という特殊素材でできており、外部からの衝撃や圧力に極めて強い耐久力を発揮し、大地震発生での家屋倒壊からも命を守ります。
一般家庭に普及させるため軽量、低コストを意識して開発されており、FRPの壁の厚さは「1センチ」しかありません。しかしこの薄さで、22トン以上の荷重圧力に耐えることが実験で証明されています。
FRP素材は劣化しにくく、強い防水性を持ち、軽量なので、大人4人が乗り込んでも水に浮きますので、津波に襲われた際にも水に浮上し、流されながら避難することができます。
東日本大震災は、死者・行方不明者数合計15,000名を超える、未曽有の大惨事となりました。
しかし近い将来、それをはるかに上回る災害規模の「南海トラフ大地震」の発生が想定されています。
2012年に内閣府が発表した被害予想は、死者32万人、津波の高さ最大34メートル、経済被害200兆円という驚くべき内容です。
大地震や大津波はいつ訪れるかわかりません。
突然の大地震による家屋の倒壊や、避難所への避難も間に合わないほどのスピードで押し寄せる津波・・・被害者の多くは、地震・津波発生直後の家屋倒壊、火災、津波の浸水によって引き起こされています。
防災シェルター「ヒカリ」は、その地震発生直後の被災において特に大きな救命効果を発揮し、被害を最小限にする目的で開発されました。
ご家庭で、職場で、あらためて地震対策や津波対策の防災設備が十分か、確認されてはいかがでしょうか?
株式会社 光レジン工業
〒191-0011 東京都日野市日野本町4-10-23
TEL: 042-584-5797(代表)
FAX: 042-584-5786
MAIL: info@shelter-hikari.com